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2016年1月13日水曜日

第一章 統合失調症からどのようにして回復したのか 1

初めて受診しようとしたときに出た症状

病気の症状が出たのは大学受験の浪人中である19歳のころです。

当時、予備校に通っていたのですが、同じクラスの女子生徒から悪口を言われたり笑われているという気がしていました。

また、実際に悪口が聞こえてくると感じていました。

さらに、その女子生徒だけではなく予備校の校舎にいる間どこからともなく悪口が聞こえてくるという感じもありました。

悪口の内容はうざいとか死ねというものでした。

そのころ同じ高校から予備校に通っていた友人がいたのですが、その友人ともほとんど話すことがなくなってしまいました。

聞こえてくる悪口は幻聴だったのですが、その幻聴にばかり心がとらわれていたからです。

また、帰りの電車の中で本当はいないはずの人が席に座っているのが2人見えて、その当時はその2人のいないはずの人も悪口を言っているように感じていました。

いないはずというのはこちらをじっと見て笑っていて、また顔がちょっと光っていて奇妙だったからです。

でもその時はそこにいると感じていて頭にきて殴ってしまいそうでした。

でも本当はいないかこっちを向いてないでただ座っている人なので殴っていたらとんでもないことになるところでした。

自分でも殴ってはいけないとおもっていたので、そんなことはしませんでしたが相当きつかったです。

また、家では自分が盗聴されていると感じていました。

新聞では自分のことが自分にしかわからない方法で自分を監視しているんだぞと伝えていると思っていました。

盗聴器がどこかに仕掛けられているに違いないと思っていました。

全て自分にとってはそれらのことが本当であるように感じていました。

しまいには母に『盗聴グループの一員なんでしょ?』とまで言っていました。

そんな中でも勉強だけはまだできていて、大学に合格し入学しました。

けれども、大学生活に入っても悪口の幻聴はつづきました。

そのため、他の人と交わることがおっくうになり歓迎会でもほとんど口がきけない状態でした。

だから、サークルにも入らず、悪口と格闘しながら勉強だけしていましたが当時はとてもつらかったです。

本当はほかの人たちのようにサークルや部活に入ったり遊んだりもしたいと思っていました。

そのうち、大学の同じクラスの友人から直接悪口を言われているという妄想もあってまた殴りたい衝動と戦っていました。

そのときも必死に自分を抑えていましたが大変でした。

声をかけてくれる人もいたのですがこちらがそのような状況だったので心を開けず孤独な大学生活だったと思います。

また、大学2年生になったころに1、2か月ほど近くのスーパーで清掃のバイトをしたのですがそのバイトに後から入ってきた人から死ねと言われたと思って口論になったことが一度だけあります。

バイト自体も結局きつくなって続きませんでした。

やめるときにバイト先の店長さんの顔が奇妙に歪んで見えていましたがその時はそれがおかしいことだという感覚がありませんでした。

夢の中の出来事のような感じです。

そんな中、大学2年生の1月についに勉強がまったく頭に入らないようになってしまいました。

そのような様子を見ていた母がどうもおかしいと思って心配してくれて私を病院へと連れていくことになりました。

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