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2016年1月17日日曜日

第一章 統合失調症からどのようにして回復したのか 5

A病院のデイケアではどのようなことを行ったのか

A病院のデイケアでは服薬とリハビリを中心に行いました。


服薬は腕に自信のありそうなお医者さんが薬の量や種類を丁寧にコントロールしてくださいました。

例えば、その当時はエビリファイという薬を飲んでいたのですが、減薬するには数か月ごとに減らした方がいいので、数か月は薬の量を変えないというような方針を持っていました。

また、減薬の量も本当に少量ずつ減らしていくというものでした。

なので、デイケアに通っている間に減った薬は僅かでした。

リハビリではバスケットボールやポートボール、テニス、卓球などのスポーツのほかに料理や軽作業、ゲーム、SST(社会生活技能訓練)などのプログラムがありました。

軽作業ではわずかですがデイケアの旅行などの際に使えるお金が入ってきました。

SSTはメンバーが実生活で直面する苦手な対人関係の場面でどのような対応をすればよいかをロールプレイングしてトレーニングしました。

また、他の人がロールプレイングしているのを見てアドバイスを出したり逆に自分がロールプレイングをしてアドバイスをもらったりしました。

これは大変役に立ちました。

各プログラムもただプログラムを行うだけではなくスポーツではスポーツキャプテン、料理では料理長など役割がありデイケアの委員会や合宿の実行委員、カレンダーを作るカレンダー委員などもありました。

委員会のような活動は中学校のような感じでした。

また、デイケアのメンバー一人一人に受け持ちスタッフさんという方が必ず1名ついていてくれて、相談に乗ってくれたり体調の変化を聞いてくれたりアドバイスをくれたりと、きめ細かなサポート体制があったことも大変良かったです。

デイケアで知り合ったメンバーとはデイケアが終わった後や休日にカラオケに行ったり、喫茶店やファミレスに行ったり、お酒を飲みに行ったりしたこともありました。

デイケアが終わった後も当時は18時まで残っていてもよくてバンド活動をしたり漫画を読んだりもしていました。

デイケアの雰囲気はとても暖かく、その温かさや人に対する思いやりが病気に対していい影響があったことは間違いないです。

デイケアでは最初は簡単な役割を2か月ほど行った後にスポーツキャプテンの仕事を行いました。

スポーツキャプテンの仕事はスポーツの時間にやるスポーツを考えたり、スポーツの時間に体操を行ったり進行をするというものです。

スポーツキャプテンは2人いました。また、どの委員や役割もそうですがスタッフさんと事前に打ち合わせをしたり相談をしたりしながら行います。

次に行ったのが確か合宿の実行委員だったと思います。

実行委員は4人いてみんなで仕事を進めました。

合宿の行先は毎回変わるのですが、私が実行委員を務めた時は軽井沢に1泊2日で行きました。

軽井沢の1日目の昼食のレストランを電話で予約したり軽井沢でどこに行くかを実行委員で話した後にメンバー全員の意見を多数決で聞いたりしました。

軽井沢では旧軽銀座や公園のような場所にいったりました。

実行委員以外にも合宿の時はゲーム係やバスレク係、パンフレット係など様々な係りが作られ当日に向けて準備をします。

その係りごとに1日目の夜に出し物をするのですがみんな面白い出し物で大いに盛り上がりました。

実行委員の次はデイケア全体をまとめる委員があってその委員を行いました。

この委員では毎日、全体ミーティングがあるのですがそのミーティングを取り仕切ったり、みんなで特定のテーマに沿って話をするプログラムの司会をしたりしました。

デイケアには1年半ほど通いました。

このデイケアに出会えたことは私の病気からの回復への大きな助けとなりました。

この間に私の体調は非常によくなり次の就職へとつながります。

デイケアだけでなくこの1年半の間に私は本も非常にたくさん読みました。

そこで出会った本が本当の意味で私の人生を変えていきました。


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